【恥知らずのパープルヘイズ】

荒木飛呂彦と有名作家のコラボレーション
上遠野浩平によるジョジョの奇妙な冒険第五部外伝小説

"あの"パンナコッタ・フーゴが主人公というジョジョファンならたまらないシチュエーション
今は亡き仲間たちの回想がいちいち切ない
麻薬によって見せられた「誰も道を踏み外さなかった世界」は泣けてくる

台詞回しも「かなりジョジョ」って感じで違和感ないな
でもバトルの描写はかなりあっさり目
まあパープル・ヘイズはくらうと必殺だし、しょうがないね

"石仮面"や"トニオ"などシリーズを知っているほどニヤリなネタが多い
でもサーレーとズッケェロが死んじゃうのはちょっとショックなんじゃよ
まあ本編の時点で死んでてもおかしくなかったが、わざわざグロ死させんでも……

ラストのジョルノのカリスマ性が流石DIOの息子って感じ
かつてのフーゴの選択は正しかったのか?今また組織のために働くのは恥知らずではないのか?
途中でフェードアウトしたがゆえの美味しい素材
これは本当に面白かった

コラボ企画では次は「西尾維新」著のディオ主役小説が刊行予定のようで、こっちにも期待が高まるな
ペルソナ好きならジョジョは避けて通れない作品だし(笑)

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